「頂き物をしたけれど、お礼状ってどう書けばいいんだろう?」と考えすぎて手が止まってしまった経験、ありませんか?
友人からの思いがけない贈り物、親戚(しんせき)から届いたお菓子、先輩方からの心づくしの品…。
感謝の気持ちはあるのに、いざ文章にしようとすると「かしこまりすぎても変だし、砕けすぎても失礼かも」と迷ってしまうものです。

この記事では、頂き物のお礼状での例文の個人編を紹介します。
個人間で使えるお礼状の例文を関係性別やシーン別にたっぷりご紹介しますよ!さらに、例文をそのまま使うだけでなく、あなたらしい言葉で気持ちを伝えるためのちょっとしたコツもお伝えしていきます。
読み終わる頃には、ペンを取るのが少し楽しみになっているはずです。
相手別|個人へのお礼状 例文集

お礼状は、誰に向けて書くかによって言葉選びが変わってきます。友人のような親しい間柄であれば柔らかい言葉で、親戚や目上の方であれば少し丁寧さを意識した表現がふさわしいでしょう。
ここでは代表的な2つの関係性に分けて、すぐに参考にできる例文をご紹介します。
友人や知人への例文
友人や知人へのお礼状は、堅苦しい形式にこだわりすぎず、素直な気持ちを言葉にすることが大切です。
かしこまった前置きよりも、感謝の一言をまっすぐ伝えるほうが、相手にも喜んでもらえます。
<例文①>
「先日は素敵なプレゼントをありがとう。開けた瞬間、思わず声が出てしまったよ。大切に使わせてもらうね」
<例文②>
「贈り物を送ってくれて、本当にありがとう。会えない時間が続いているけれど、こうして気にかけてもらえるだけで嬉しくなります」
<例文③>
「お心遣いいただき、ありがとうございました。いただいたものを見るたびに、あなたの優しさを思い出しています」
友人宛てのお礼状は、かしこまった言い回しよりも「自分らしい言葉」を意識するほうが、かえって気持ちが伝わりやすくなります。
親戚や目上の方への例文
親戚や目上の方へのお礼状では、丁寧な言葉遣いを心がけつつも、堅苦しくなりすぎない温かみを残すのがポイントです。
時候の挨拶を添えると、より整った印象になります。
<例文①>
「拝啓 このたびは結構なお品をお送りいただき、誠にありがとうございました。ご家族の皆様にもよろしくお伝えください」
<例文②>
「先日はお心のこもった贈り物を頂戴し、心より御礼申し上げます。おかげさまで、家族一同ありがたく頂戴いたしました」
<例文③>
「このたびは思いがけずお品をお送りいただき、大変恐縮しております。お気遣いに深く感謝申し上げます」
目上の方への例文は少しかしこまった言葉が多くなりますが、そこに一言でも自分の言葉を添えると、形式的すぎない印象に仕上がります。
シーン別|頂き物の種類ごとの例文
お礼状は、いただいた物の種類によっても書き方の雰囲気が変わります。
食べ物なのか、形に残るプレゼントなのかで、感謝の伝え方にも少し工夫を加えると、より気持ちの伝わる一通になるでしょう!
食べ物やお菓子をいただいた場合
食べ物やお菓子は、実際に味わった感想を添えることで、より心のこもったお礼状になります。
「おいしかった」だけで終わらせず、誰と食べたか、どんな時間だったかを盛り込んでみましょう。
<例文①>
「先日いただいたお菓子、家族みんなで美味しくいただきました。子どもたちも大喜びで、あっという間になくなってしまいました」
<例文②>
「お心のこもったお品をありがとうございました。早速主人と二人で味わい、幸せな時間を過ごすことができました」
<例文③>
「いただいたお菓子、ちょうどお茶の時間にぴったりで、ゆったりとした午後を過ごすことができました。ご馳走様でした」
食べ物のお礼状は、味の感想よりも「誰と、どんな気持ちで味わったか」を伝えるほうが、あなたらしい一文になりますよ。
プレゼントや記念品をいただいた場合
形に残るプレゼントをいただいた場合は、実際に使っている様子や、これからどう大切にしていきたいかを伝えると、より丁寧な印象になります。
<例文①>
「素敵なプレゼントをありがとうございました。さっそく毎日の生活に取り入れさせていただいています」
<例文②>
「心のこもった贈り物、大切に使わせていただきます。選んでくださる際のお気持ちを思うと、より一層嬉しく感じております」
<例文③>
「いただいたお品、部屋に飾らせていただきました。目にするたびに、お心遣いを思い出しております」
形に残るものだからこそ、「これから先も大切にする」という気持ちを添えると、より丁寧なお礼状になります。
頂き物のお礼状を書く前に知っておきたい基本マナー
例文をそのまま使う前に、押さえておきたい基本的なマナーがあります。タイミングや構成を知っておくだけで、お礼状全体がぐっと整った印象になるはずです!
お礼状を送るタイミングと手紙などの使い分け
お礼状は、いただいてからできるだけ早く送るのが基本です。
時間が経ってしまうと、感謝の気持ちが薄れて伝わってしまう可能性もあります。相手との関係性によって、手段を使い分けることも大切です。
- 目上の方やあまり親しくない間柄は封書やはがきで丁寧に
- 親しい友人や親戚:はがき、もしくは丁寧なメールでも失礼にはなりにくい
- ごく親しい間柄:LINEやメッセージアプリでも気持ちが伝われば十分
手段に正解はありませんが、迷ったときは相手が普段どんなやり取りをしている間柄かを思い浮かべてみると、選びやすくなります。
文章の基本の構成
お礼状には、押さえておくと書きやすくなる基本の型があります。
この流れに沿って書くだけで、自然とまとまりのある文章になるでしょう。
- 時候の挨拶(親しい間柄では省略しても問題ない)
- お礼の言葉
- いただいた物への感想や近況などの本文
- 結びの言葉
この基本構成さえ押さえておけば、あとは自分の言葉で肉付けしていくだけで、十分に気持ちの伝わるお礼状に仕上がります。
例文をそのまま使わない!心のこもった一文に仕上げる3つの質問
ここまでの例文は、あくまで参考のひとつです。同じ言葉をそのまま使うよりも、自分の状況に合わせて少しアレンジするほうが、相手にはより深く気持ちが届きます。
ここでは、例文をあなたらしい一文に変えるための3つの問いかけをご紹介します。
何が嬉しかったかなどの気持ちの具体化
まず考えてみたいのが、次の2つの問いです。
- 具体的に「何が」嬉しかったのか(品物そのものか、選んでくれた気遣いか)
- その瞬間、自分は「どんな気持ち」になったのか
「嬉しかったです」だけで終わらせず、開けた瞬間の驚きや、家族との会話など、具体的な場面を一言添えるだけで、文章に温度が生まれます。
相手との関係性に合わせて言葉のトーンを調整する方法
最後に考えたいのが、次の問いです。
- 相手との関係性は、かしこまった言葉と親しみのある言葉、どちらがふさわしいか
同じ「ありがとう」でも、友人になら軽やかに、目上の方には丁寧に、と伝え方を変えるだけで、印象は大きく変わります。

相手の顔を思い浮かべながら言葉を選ぶことが、何よりのマナーと言えるかもしれません。
まとめ|頂き物へのお礼状は型より気持ちが伝わる一文を
頂き物へのお礼状は、形式にとらわれすぎる必要はありません。
基本のマナーを押さえたうえで、いただいた瞬間の気持ちや相手との関係性を思い出しながら言葉を選ぶことが、何より大切です。例文はあくまで参考として、そこに自分だけの一文を添えることで、相手の心にじんわりと届くお礼状になるはずです。
今日ご紹介した内容を参考に、あなたらしい感謝の言葉を届けてみてください。




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